2018年 09月 18日
はるちゃん編集部通信「上町編」
なので、能代の中心市街地とはいえ、大体5エリア(町)に広がっています。
まずは、私の町「上町・大町エリア」から取材していきましょう。
私の仕事としては、
取材する各店に、取材のお願いと時間を伝えること。
いろんな職種の都合を考えて、飲食のお店の休み時間に取材させてもらうなど、
一番は飲食店から時間を決めて、その前後の店を調整してもらいます。
これがちょっと考えどころなのですが、逸品会はこれまで
「お店巡り」イベントを企画しているのでお願いしやすかったですね。
時間の配分も一店20分くらいで、ということにして。
もちろん!私が先導しますよ。
とりあえず、ここまで準備してましたが、なにせ子ども向けのガイドブック、
なにを取材してもらうのか、ばやっとしてて、はっきりしないまま、
編集部のみなさんの感じるままに回ってもらおうということで。
(カメラのおっちゃんには、ちゃんと取材の焦点をしぼっていかないと
時間の無駄だよ~と言われてたんですけどね。)
ライターの平川さんは、上町・大町の店が始めてのところがほとんど。
なので、ゆっくりじっくりと話を聞いて、質問していきます。
イラスト担当のmameちゃんも興味深い様子。
町のあちこちも、おもしろいところを見つけてます。
大町の旧竹内旅館。趣のある木造建築です。
やさしい風さんの壁画。
黄色いポストも。
ここは、子どもたちに「探してみようポイント」にしよう!ということに。
工房陶遊さんでは、練り込み作品に驚き、店主さんの楽しい語りに聞き入り
「知らなかった」と感心しきりでしたね。
天洋酒店では、秋田の地酒だけを扱うことの他、いいお酒は料理に使っても
美味しく出来るんだよ、とのいい情報を得ることが出来ました。
平川さんの取材の様子を初めて見ましたが、人の話をこんなに一生懸命
聞く人を見たことがありません。
平川さんがおもしろがったり、感心したり、その真剣な様子に
話す方も思わず、今まで私も聞いたことのないことをぽろっと。
えええ~!それ聞いたこと無いんですけど!
なので、私も一緒に初めてのお店巡りしているような感じになりましたね。
「藤長」さんでの目の付け所の商品も面白かったです。
この大きな樺細工の電卓。
ここでの中から、「学びのコーナー」に「杉桶樽」を選ぶことに。
能代の伝統工芸ということで、子どもたちに伝えようと考えました。
ということで、一日で7店を取材しましたが、おっちゃんの言うとおり
ばやっとしていたので、時間がかかってしまいずれこんでしまいましたし、
平川さんも、どうしていいか、というなかでの取材となり混乱してましたね。
この日はまずは、これで終了となりましたが、
う~ん。
この平川さんが自分だったらどうだろう?と思ったとき、
平川さんと打ち合わせちゃんとしなきゃな~と反省したのでした。とほほ。
しかし、次の日、平川さんから取材からの各店の伝えたい情報を聞いたとき、
その内容が、ぴしっとポイントを押さえていたので驚きました。
さすが、ライターさんです。この人にまかせておけば大丈夫!
どよ~んとしてたのが、うそみたいに楽しくなってきましたよ~!おいおい。
ということで、つづく~。
2018年 08月 28日
はるちゃん編集部通信
さて、私は確かに雑誌が大好きですよ。
特に、ガイドマップがついてて、お店の情報を読むのが。
それで、そこの店に行ってしまうんです。
ネットですぐ調べられるけど、じっくり見ることが出来る紙物が
やっぱりいいと思ってしまう。
だから、能代市の商店のガイドブックを作ってみたいと
ずーっと考えていました。
能代には、面白い店がいっぱいあるんですよ(ブログで見てね)
そして、店をリニューアルして、「はかる」ことでイベント参加して気づいたこと。
子どもたちが「はかること」を喜んでくれるんです。
お父さん、お母さんと一緒にね。
今までの活動、まちなか美術展、まち灯りなども、
子どもを持つ若い世代が楽しんでくれましたし、
子どもたちや親たちは、商店の専門性やこの地域の良さを
「知ること」できっと分かってくれると思ったんですよ。
ということで、逸品会のセミナーで春名先生のお話を聞いて
ピピッとひらめいたのが、商店や町の良さを子どもや親に知ってもらおう、
というこの事業なんです。
しかし、そこまではいいとして、ガイドブックは進んでいるのか?
まずは、逸品会各商店の取材から始めよう!
で、どんな感じの冊子にするの?レイアウトは?
あ、あああ~~。
私のこのぼんやりしたイメージ、どうするんだ~!
でも、取材をはじめて、編集部のメンバーたちの力を知るのです。
そして、不安になると励ましてくれる人たちがまわりにいるんですよ。
さあて、では取材に行きましょう~!
2018年 08月 14日
突然ですが、はかり屋はるちゃん編集長になる!
一年以上もお休みしていましたが(実はフェイスブックで発信してた)
なんか、すごいことに挑戦することになったので、
皆さんに、メンバーや関わってくださる方々の頑張りを応援してもらいたくて
ブログで紹介していきますので、またよろしくお願いいたします~。
ということで、なんなの?って
実は、突然ですが、はかり屋はるちゃんが編集長になるんです。
冊子作るんです。
それも2ヶ月で作るんです。
ド・シロウトなのに・・。ひょえ~~~。
能代逸品会が、畠町商店街振興組合、柳町商店街振興組合の推薦を受けて応募した
能代市にぎわい創出モデル事業の企画が採択されたんです。
小学生の子どもとその親を対象にした、お店巡りや子どもゼミナール開催と
それに向けた、子ども用商店街ガイドブック配布。
地域の子どもたちや親たちに、商店街の魅力を「知ろう!学ぼう!楽しもう!」
というコンセプトの企画。
そのガイドブック担当が、このわたくし、はかり屋はるちゃんになったというわけ。
まずは、きいmonさんで、編集部の顔合わせから。
能代には、すごい人材がいるんですよ。
デザインや編集担当は、リブウトアートワークさん。
ライターは、平川さん。
イラストレーターは、mameちゃんこと荒川さん。
能代在住の女子が中心となって、がんばりまっす!
あっ、工藤会長もよろしくでっす。
みなさん、よろしくお願いします。
そして、逸品会の大事な人材、佐藤写真館今井カメラマン~!
通称 カメラのおっちゃん!
写真のプロ、高校のアルバムとか作っているので、
このガイドブック作りの大変さをよ~く分かっている人。
だから、「はるちゃん!大変だじ、わがってらったが!」
(大変なんだよ、わかってるんだか?)
と、チコちゃんに叱られるような状態になっているんだけど、
しっかり動画用の絵コンテを寝ないで作ってくれる、心強い味方なんです。
ということで、なにも分かっていないお気楽編集長、
だいじょうぶか?
って、本当にハラハラするのは、実はこれからだったよ~!
つづく
2017年 05月 10日
ギャラリー・テレサと、ステンレス工芸田村康夫さん
能代駅からすぐの田村鉄工所さん。
学生時代、毎朝の通り道沿いにあっていつも見てたんです。
最近、どうもそこでは、海外に向けた仕事をしているらしいと言う人が。
そして、面白い人らしいよ~
そして、ギャラリー兼カフェ始めたらしいよ~
そして、オーディオもすごいらしいよ~
もう行くしかないでしょ!
ということで、となりのとなりに出来た「ギャラリー・テレサ」へ。
窓には、ステンレスの作品が。
田村 康夫さんです。
オーディオ大好き夫と一緒に初めて行ったのに
気さくに迎えてくれたうえに、聴かせてくれるわ、
いろんなこと教えてくれるわ、で初めて会った気がしない!
実は、ステンレス工芸アーティストなんです。
JIAS日本国際美術家協会会員、
新エコールドパリ浮世・絵美術家協会東京支部創立会員であり、
作品は、第37回欧美国際公募スペイン美術賞展 パリ国際サロン賞受賞
第12回日仏現代美術世界展特別賞「美術の窓賞」受賞はじめ
アメリカなど海外の展覧会に出展しています。
今年の日仏現代美術世界展にも、すでに作品が出展されたところだそう。
アートな作品、遊び心がある作品、
でも、すぐれた技術がなくては決して生まれない作品だと思います。
この、にこにこした、イカスおじさまが作ったんですよ。
ぜひ、実物を見てくださいね。
そして、ステンレス工芸だけじゃなかった!
この壁一面のスピーカー!これにはびっくり。
真空管アンプが3つもあるし~。
ジャズがなんとも心地よく耳に入ってくるのです。
こんなにそばで、大きな音なのに全然疲れない。
これってすごいことです。
聞けば、40年間使い込んだからだとのこと。
夫もこの音に感動してました。
レコードのジャズは、時代を超えて、今そこで演奏しているような
フレッシュな音色なんですよねぇ。
こればっかりは、聞いてもらわないとね。
コーヒーも美味しかった~!
コスタリカのいい豆だそうですよ。
このかわいらしい機関車、やかんなんです。
もちろん、田村さんがつくったもの。やるぅ!
ということで、能代でこんなにすばらしいアーティストと、心地いい場所。
あるんですねぇ。
なんかうれしくなってしまいました。
また行こうっと。
月曜日~土曜日午後1時~5時まで営業してます。
ギャラリー・テレサ
能代市南元町1-51
電話0185-53-4580
2017年 05月 06日
発見!昭和25年発行「復興能代」
昭和25年発行「復興能代」。
昭和24年2月20日の能代大火後の復興と市制施行10周年記念として
能代市が発行したもののようです。
大火は、午前0時30分頃発生し、珍しく雪が積もってなかったこと、
乾燥していたなかでの強風により、瞬く間に燃え広がってしまいました。
罹災棟数 2238棟、罹災人数 8790人、焼失率 42%
焼失面積 約22万㎡ 死傷者 3人
という、大変な大火災だったそうです。
うちもこのときに焼けてしまい、蔵が残ったのでした。
それが、今の店舗兼住居なんですね。
写真で分かるとおり、一面焼け野原の市内。
そして、半年後の写真。
びっくりですが、復興が進んでます。
すごいスピードですね。
最初の「ことば」でかかれていますが、
今とは時代が違うからかもしれませんが、
よくみなさんやったな~と思いますね。
この計画によって、今の能代があるんです。
うちの前の、30メートル道路も火止めとか、そういった理由から。
今は大会議室として残している旧議事堂が、
新議事堂が出来たということで載っていました。
能代市民歌も。(今は新しい市民歌が出来た)
焼ける前の写真も載ってて、本当に残念でなりません。
一晩で何もなくなってしまったのですから。
むすびのことばが印象的でしたね。
「かたちと心とが調和のとれた能代、まもなく緑のゆたかな詩も生れる」
復興とこれからの10年、20年のために、という思いが
込められていますね。
でも、私たちは知っているんです。
この後、昭和31年にまた大火があることを。
大火だけではなく、日本海中部地震もあったし
こういった大変なことを乗り越えてきた人たちがいたから、
今の暮らしがあるんだなと、思いましたね。
ということで、能代の歴史をまた知ることが出来ました。
これは、近いうちに店に置いてみなさんに見てもらいましょう。