2014年 04月 11日
久々登場!あっちゃん「鮭づくし」の巻~!
食べるの大好きあっちゃんは、
この冬「新巻鮭」全部食べ尽くすプロジェクトに取り組んだのです。
その料理のレパートリーときたら!
まずは、お楽しみ下さい~。
2013年12月某日、我が家にすごいものがやってきました。
それは、まるまる1匹ぶんの新巻鮭。
1回ごと、必要な分だけ解凍・調理できるように切り分けられた切り身の真空パックとは、
なんという親切設計。
しかし……と、私は2013年の年の暮れに届いたまったく同じ新巻鮭が
翌年の6月まで冷凍庫内をゴロゴロしていたことを思い出したのです。
新巻鮭は美味しいけれど塩味がきついので、
決して一度にたくさん食べるようなものではないとはいえ
冷凍庫が片付かないのはちょっとなあ……
そこで思いついたのが「新巻鮭を使ってどれだけ料理が作れるか」ということ。
そしてこれは約4ヶ月にわたる記録です。
手始めに作ったのは、鮭と生ショウガの炊き込みご飯とサーモンチャウダー。
鮭と生ショウガの炊き込みご飯
(5合分)
米 5カップ
生ショウガ 150g
鮭 5きれ(450g)
酒 適量
出汁醤油 適量
米をとぎ、そのまま30分ほど待ちます
その間に生ショウガを千切りにし、といだ米へ
鮭をグリルで焼き、皮と骨を取り外して
身をほぐして炊きあがったご飯へ混ぜ込みできあがり
サーモンチャウダー
(4人前)
鮭 2きれ(150g)
タマネギ 1個
ニンジン 半分
ジャガイモ 1個
牛乳 2カップ半
固形コンソメ 1個
コショウ
ナツメグ
パセリ
生臭さをとるため鮭にあらかじめ料理酒を振っておきます。
タマネギを薄切りに、ニンジン・ジャガイモを5mm幅の扇型に切り、
油を引いた鍋でタマネギとニンジンを炒めます。
タマネギがしんなりしてきたら、水とジャガイモ、
固形コンソメを入れてそのまま煮込みましょう。
くさみのとれた鮭の皮と骨を取り外してひと口大に切り、
コショウを振って小麦粉を軽くまぶしてフライパンでソテー。
ジャガイモに火が通ったところで牛乳を投入。
煮立ってきたら火を弱めて鮭を入れ、
塩・コショウ・ナツメグで味を調えて皿に盛り付け、
みじん切りにしたパセリを散らします。
ときは年末、お正月に向け氷頭(鮭の頭の鼻の軟骨)で、氷頭なますを作ります。
氷頭は、古来より鮭を主食としてきた北海道の原住民・アイヌの人々の間でも
珍味とされてきた食材。実は私、これまで食べたことがありませんでした。
鮭の鼻にあたる部分を切り取り、薄切りに。一度酒につけて洗い、
もう一度繰り返し、酢と砂糖、柚子の皮の漬け液に浸しておけば保存可能です。
元旦、おせちに盛り付けたのはこんな感じ。紅白なますの鉢の上に乗っかっています。
なますを作った当日は残りの部分で身体の温まる粕汁をいただきました。
鮭 頭部の残り
ダイコン 4分の1
ニンジン 半分
長ネギ 半分
酒粕
鍋に作った出汁汁の中へ、扇切りにしたダイコンとニンジンを入れて煮ます。
食べやすい大きさにカットした鮭は湯通しして生臭さを飛ばしてから鍋の中へ…
味噌こしを使って酒粕を溶き、塩で味を調えてから
斜め切りした長ネギを入れて軽く煮立てて、器へ。
あっちゃん、なんて美味しそうなの!すごいよ!
でも、まずはここまで、明日につづく・・。