わが家の仏壇前の襖。
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 あまりに古くなって表具やさんが
 これはもう修復しかないです。とさじを投げたもの。
 なんて書いてあるのか、誰が書いたのか。
 おばあさんが、二代目清三郎が塾の先生に
 書いてもらったものだと聞いてる、ということだけで
 それ以上は長年わからなかったのです。
 それが、ふとしたことから、書道家と知り合いになり、
 襖を見てもらったところ、詳しい人に聞いてみるねと。
 するとすぐに秋田藩士で教育家「神沢素堂(かんざわそどう)」作と
 わかったのです。それも明治34年(1901年)の作品ということも。
 ひえ~、ひゃく、114年も前のものなの~!
 そして、その詳しい人こそ、文化財保存修復学会正会員
 修復師というか、表具師 木村明夫さん。
 この話は二年前の今頃のことで、おばあさんも喜んでいました。
 そして、「ちゃんと直さんしぇ(ちゃんと直しなさいよ)」
 と言ってたのです。
 その後まもなくおばあさんが亡くなり、昨年襖の傷み具合を見てもらって
 今年の春から修復に出してやっと帰って来ました。
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 見てください!まるで今書いたみたいになって!
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 すばらしい出来ばえですねぇ。
 14作業工程中、酸化還元法という方法で
 漂白処理を2回行ったとのこと。
 これが大変な作業だそうで、
 木村さんの長年の研究があるから出来ること。
 こんなにきれいになって。
 やわらかく落ち着いた感じになりました。
 正直、ここまでのことは期待していませんでした。
 色は茶色で、紙はパリパリとはげてきてましたから。
 オットのベラくんも帰って来て「すげ~っ」と、歓声をあげてました。
 神沢素堂さんに関しては、明治15年に
 県許可の私塾責善学舎を開設して千人を超える塾生がいたそうです。
 書画に巧みな人であったということで、やはり、
 おばあさんが言ってたとおりでしたね。
 素堂さんのこと知りたい人はうちに寄ってくださいね。
 ここで紹介するには、長いので。
 この漢詩の内容は、「自分たちで調べた方がいいよ~
 楽しいから」ということで、これは宿題です。
 が、多分すばらしい風景画が目の前に広がるような。
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 こんなにお若い方なんですよ。
 お手数をおかけしました、ありがとうございました!
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 この引き手も今では貴重なものらしいです。
 これでまた私たちの肩の荷が下りた感じ。
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by hakariya-haruchan | 2015-05-29 23:52 | 出来事 | Comments(2)

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 これはいったい。飾りってなんだろう?と思いますよね。
 ミャンマーの秘境に暮らすナガ族の首飾り。
 百年前までは首狩りの風習があったという部族のもの。
 動物の牙、骨、が首飾りになってますが、
 祭りに身につけるすごいおしゃれな装飾品だそう。
 なんといっていいのか。すごい迫力ですね。
 展示として見るものだよね、と思っていたら
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 能代にこんなおもしろい男子がいるんですよ~!
 自分の着たい物を自分で作っちゃうんです。
 うちに来てくれるのが楽しみな若者なんですけど
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 あっ、買ってきたんだね、そして首から下げちゃったんだね。
 びっくりしたけど、かっこいい~!似合うし。
 ナガ族の装飾品、布のデザインなどどれもプリミティブ・アート(原始美術)
 の世界に満ちあふれている、とご隠居さんの本には書いてあったんです。
 若者の感覚にも通じたんですねきっと。
 さらに、動物の牙が付いた帽子を「イカスメット」と言ってたし。
 こういうの好きですねぇ。
 
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by hakariya-haruchan | 2015-05-21 00:02 | 出来事 | Comments(0)

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 さて、夢工房咲く・咲くでは、小松さん通称「ご隠居さん」が
 1月にビルマへ行って集めてきた展示が。
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 駐車場が異国の市場のようになってますね。
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 この布や装飾品などに出会った様子は
 ご隠居さんの著書「たそがれ見聞録」に詳しく書かれています。
 その中でも、「たそがれ見聞録カチン族編」で
 ビルマの少数民族カチン族の新年を祝うお祭り「マノウ祭」を
 見てきたこと、山岳少数民族アカ族、ワ・ロイ族のこと、
 旅のアクシデントや出会いなどおもしろいおもしろい!
 でも、おもしろいといってもそれはご隠居さんが
 実は大変なことをおもしろがって書いているからで
 ええ~っ!ということばかりです。
 ー東に伝統的な織物があると聞けば走っていき、
 西に名のある染布があると知れば飛んで行く。
 南に緻密な刺繍布があると聞けば見に行き、
 北に古い衣装があると知れば探しに行くー
 ご隠居さんとは名ばかりで、こんなに好奇心、
 行動力がある若々しい人はいません(キッパリ!)
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 すばらしい布。織機で織るわけでなく、簡単な仕組みでここまで出来る?
 模様、色の美しいこと。織物、刺繍などありますが、
 多分、言葉で伝えることを模様にしちゃった布も。ストーリーがあるんですね。
 少数民族それぞれに特徴ある布と、それを織るなど、すばらしい技術が
 伝えられてきたんですけど、生活環境の変化などで
 それが近い将来無くなるんじゃないかと、
 ご隠居さんは 危機感を持っているようです。
 老舗の呉服店として長年着物を扱ってきたことを思えば
 いてもたってもいられないところなのでは。
 そんな貴重なものを見せてもらいありがとうございます!
 さて、工芸品はまた明日。

 
 
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by hakariya-haruchan | 2015-05-17 23:41 | 出来事 | Comments(0)

 さて、「異国の手仕事展」での「旅する工芸・雑貨展」。
 なんと連日大盛況となり、大勢の方が来て下さいました。
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 北羽新報さんも取材してくれました。ありがとうございました!
 そのおかげで二日目が一番お客さんが来てくれたんですよ。
 その中で喜んでもらえた展示が
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 はかり屋にふさわしい「アカンの分銅」です。
 西アフリカ・ガーナ沿岸部に住むアカン族が
 かつて砂金の取引に使用した分銅ということで、
 この模様がいいですね。
 さらに骨董品もよかったな~。
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 異国から能代へようこそ!
 海から引き上げられた船から見つかった物もあるんです。
 日本のものとは違う、けど日本のルーツがあちこちに。
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 手仕事がすばらしいインドのシルクのショールや
 貝のボタン、トンボ玉、ペンダントトップなどきれいですね。
 小松さんの説明もすばらしく、異国の様子が目に浮かぶようで
 素敵な展示とともに楽しんでもらえましたよ。
 どの方にも真摯に対応する姿がすばらしかったですね。
 本当に勉強になりました!
 さて、次はご隠居さん自慢の「ビルマの少数民族展」!
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 お楽しみに~!
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by hakariya-haruchan | 2015-05-12 23:43 | 出来事 | Comments(0)

 今年は新しいことに挑戦する年だと思っていたら
 またまた初めての試みです!
 大好きな秋田市「小松クラフトスペース」さんが
 うちと夢工房咲く・咲くの二箇所同時に
 「異国の手仕事展」を開催することに!
 少し前に小松さんがうちに寄ってくれたときに
 うちと咲く・咲くさんとで決めたのです。
 ゴールデンウィーク後半の4日~6日の三日間。
 夢工房咲く・咲くさん「ビルマの少数民族展」
 平山はかり店「旅する工芸、雑貨店」となります。
 うちは小松さんが担当。
 咲く・咲くさんは小松さんのお父さん通称「ご隠居」さん担当です。
 ということで、まずはうちから紹介しますね。
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 見てください!なんにも無い!
 さぁ、初期化された店がどうなるんでしょうか?
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 ぞくぞくと荷物が運び込まれます。
 異国のものが並んできましたよ。
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 アタというツル科の植物を細かく編んだカゴ。
 それも編んだ後にいぶすんですって。
 かわいらしい形のものがいっぱい。
 チャイ用グラス、貝のスプーン、フォーク、
 ラピスラズリのアクセサリーなど、
 インドのシルクのストール、巻きスカート用布、
 海を越えてきた骨董の数々。
 わ~!ここはどこ?
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 こんな感じで出来上がりました。
 が、なんかまったく違和感がない、むしろしっくりとして
 前からこうだったよねぇみたいな。あれれ。
 ご隠居がのぞきに来て、いいねぇこのままここに置いといたら?なんて。
 さて、どうなることやら続きはまた明日。
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by hakariya-haruchan | 2015-05-10 23:42 | 出来事 | Comments(0)

 さて、いよいよ「秋田自動車道下り 八郎湖SA活用イベント」開催です!
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 ブラックボードも準備OK!
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 快晴の爽やかなイベント日和に、木の空間がいいですね。
 のしろ白神ネットワークとNEXCO東日本秋田管理事務所が一緒に
 開催するこのイベントは、ゴールデンウィークに高速道路を利用する人に
 能代山本地域の魅力を発信することで、まちなかに来てもらおうというもの。
 ネットワークの他に
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 三種町から「みたね産直隊」が「みたね巻き」を。
 みたね巻きは、三種町特産あわび茸に豚肉を巻いて焼くのです。
 あわび茸がジューシーでアツアツで美味しいんですよ。
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 能代商工会議所青年部はオリジナル商品「能代ブヒ串」。
 能代名産の白神ねぎに豚肉を巻いて焼いたもの。
 ねぎ塩タレがからんで、これも美味しい~!
 ただし、中のネギが熱いので気をつけてね。
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 鶴形そばさんもそばの他に、菜種油、ソバの実を販売。
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 山本地域振興局からは能代山本地域の観光パンフレット
 イベントチラシなどを配布してもらいました。
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 常盤ときめき隊は、青トマトのピクルス、おにぎり、山菜販売。
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 すみれ会のブースのこの組み立て式屋台。
 木高研の足立先生が作ってくれました。
 今回初お目見えですよ。
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 上町すみれ会は東日本大震災被災地支援として、
 姉妹街道フェア、会津若松の花嫁甘納豆、磐梯サイダー
 「ぼうさい朝市!南三陸町」すっぴんのり、起き上がれこぼし
 「ぼうさい朝市!酒田]防災ローソク、「おくりびと線香」販売。
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 ウッディさんないの木工小物販売は足立先生担当。
 NEXCO東日本秋田管理事務所さんもパンフ配布、販売手伝い、
 車案内、機材搬入搬出してくださいました。
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 始まってから次々とお客さんが寄ってくれました。
 大阪、横浜など、遠くから来ている人もいましたね。
 秋田県のゆるキャラ「スギッチ」も来て、盛り上げてくれました。
 ということで、夕方5時まで能代ブヒ串、みたね巻きが完売!
 開催団体同士の交流も出来ましたし、
 お客さんたちは、木の空間をゆっくりと楽しんでくれました。
 このイベントを通して、能代山本に行って見よう、寄ってみようと
 来てくれる人が増えたらうれしいですね。
 みなさん、暑いなかお疲れ様でした~!
 すっかり日に焼けてしまいました!
 
 
 
 
 
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by hakariya-haruchan | 2015-05-04 23:42 | 上町すみれ会 | Comments(0)