2015年 09月 19日
「まちなか美術展」に秋田のたから「池田修三木版画」が
あれやこれやと、ご紹介したいことがたくさんですが
まずは一番最近のうれしいことから。
実は春ににかほ市象潟で開催された
「象潟まちびと美術館」へいってきました。
秋田県のフリーマガジン「のんびり」という雑誌で紹介されてから
全国から注目されている木版画家池田修三さん。
秋田県民なら銀行のカレンダーとかで見覚えある版画ですよね。
ちょっとセンチメンタルな表情の子どもがかわいらしい絵。
あらためてこの版画にぐっときてしまったんです。
象潟の方々が結婚式やお祝いの引き出物として贈ったという版画。
生活の身近なところにいつもあるアート。
ある意味、アーティストとして理想なんじゃないか。
みんなに愛されているんですからね。
さて、この「象潟まちびと美術館」は、まちのみんなが学芸員で
まちのあちこちに版画を展示して、まち巡りを楽しんで貰うというもの。
「まちなか美術展」とよく似てますね。
ということもあって、見に行ったのですが
なんともかわいらしい版画を見て
「まちなか美術展で展示してみたい」と、
すんごい無謀なアイディアがわいてきました。
だって、子ども達や象潟まで来れない人に見て貰いたいじゃないですか。
だれかが言ってました。
「いいものが見たい」って。
それから行動開始。
まぁ、いろいろハードルが高くて、どうしようかと迷ったときもありましたが
まわりの人の「やってみれ!」の言葉に励まされたり、
行政の協力があったり、郷土資料館の館長さんが協力してくれたり。
なんと!池田修三さんの版画が能代へやってきます!
と言っても6枚ですから「小さな池田修三展」なんですけどね。
先日、展示する絵を選びにまたまた象潟郷土資料館へ。
絵を用意しててくださいました。
まちなか美術展は10月8日~12日までということで
芸術の秋にちなんで、音楽や音が聞こえてきそうな絵を選びました。
副主幹の金さんがとっても良くしてくれました。
一緒に絵を選びながら、わくわくしてきましたよ。
どれも見れば見るほどいい絵です。
特にお気に入りの2枚。
その上に、秋田県観光文化スポーツ部より
タペストリー、パネル、フラッグをお借りできることになりました。
さぁ、どうやって飾りましょうか。
もちろん、まちなか美術展は地域の子ども達の絵が一番です。
その絵と一緒に盛り上げていきたいですね。