2014年 07月 30日
「家」を担いで全国行脚、アーティスト村上くんが上町へ!
いろいろハードな日々でしたが、こんなにおもしろいことが!
この疲れ切った顔でおにぎり食べているのが、
村上慧くん。
写真の「家」を担いで東京から3か月かけて北上してきました。
なんと、歩いてね。
この日はびっくり!12時間近くも歩いてきたのです。
約40㎞~!北秋田市からですって。
「家」は発泡スチロール製幅60センチ、奥行き120センチ、
高さ160センチで重さが約10㎏。
それにしてもよく来ましたねぇ。
うちの周りは道路なので、
歩いて20歩の夢工房咲く・咲くさんのデッキへ設置。
なんかなじんでませんか?
村上くんは、武蔵野美大建築学科卒の画家。
東日本大震災の津波で家が流されたのを見て
「家を固定せず、移動できるようにすることはできないか」と考えて
2か月かけて制作したのがこの「家」。
東京から太平洋側を一日平均約20㎞歩きながら、
「家」を置いてくれるところを借りて、「家」の中に寝泊まりするのです。
そして、気になる家のペン画を描きながら、
出会った人との交流からいろんなことを考えているようです。
詳しくは、ここを見てくださいね。
http://satoshimurakami.net/
どうして、ここへ来たのか?
実は、3月に京都の手作り市へ行ったときに出会った
「たやみよこ」さんに紹介されたのです。
こういう青年が東北へ行くので、寄せてもらえないだろうか?と。
もう、大歓迎ですよ!
「家」を担いで?
歩いて?
絵を描きながら?
日本行脚?
おもしろいですよねぇ~。
自分には無い発想と実行力にもうわくわくです。
実際に見たときは、感激でした。
ちょっと和風な屋根にオシャレな窓、白い色がまたいいですね。
上町には3泊4日して、ゆっくりしていきました。
その間、通ってきたところのお話、被災地や、寂れる一方の町や
出会ったおもしろいおじさんの話など、話題は尽きませんでした。
息子たちと近い年ごろなので、まるで息子の話を聞いてるようで
楽しい時間でしたね。
はかり屋という店が初めてだったので、めずらしがってましたよ。
うれしいことに、うちのペン画も描いてもらいました。
わが家の宝物ですねぇ。
ありがとうございました!
中はこうなってます。
あっという間の正味3日間でしたが、
次へ行くとのことで(次は森岳温泉へ)
楽しかったですねぇ。
出発です。
道中気をつけてくださいね。
楽しい旅を!
咲く・咲くさん、交流してくださった皆さん、ありがとうございました!