「富根報徳番楽」旧金勇で見てきました!続きです。

 能代市二ツ井町の富根の郷土芸能「富根報徳番楽」
 旧金勇で踊りが続いていますよ。
 この番楽は、寛政5年(1793年)川井村(現北秋田市合川町)の
 筏流しの人達によって阿仁川から米代川の宿場である飛根に
 伝承されたといわれている(明治9年大火により古文書及び
 道具一式焼失のため不詳)とても伝統がある芸能です。
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 このお面をつけて踊ります。
 さて、コミカルな根子切りのあとは、勇壮な「鈴木舞」。
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 紅白の幕から出てきたのが、鈴木三郎重家という武将。
 弁慶とともに源義経の家臣として鎌倉側と戦った重家は
 勇敢に戦って散ったと伝えられています。
 その霊をなぐさめる舞となっているのですが、
 富根では作番楽の最後「山の神様」を踊るものは必ず
 「鈴木舞」を踊らなければならないしきたりなんだそう。

 番楽は「豊作に感謝する」ためにおこなわれることから、
 「霊を慰めて世の中が平穏になり、豊作がくる」という農民の願いも
 絡んで大切に伝承されてきたのではないか、ということでしたね。
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 なので、大変気合いが入った男らしい舞でした。
 そして、お待ちかね「鳥舞」
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 これは天照大神が天の岩戸にひきこもったのを、
 出てきてもらうように舞った舞とのこと。
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 知り合いが舞うのでどきどき。楽しい踊りでいい感じでしたね。
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 「大黒舞」まで見学して帰って来ましたが、本当に楽しかった。
 素直に番楽の世界に入って、見て、笑って、喜んで。
 富根の伝統を中学生からおじいちゃん、若者とみんなで
 残していきましょうというのが伝わってきました。
 それも、きちんと、というところと楽しもうや、というところがね。
 また来年ぜひ見たいです。
 みなさんも見てくださいね!

 旧金勇の1階では「若松さん」の和菓子も販売してました。
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 なんか珍しいというか懐かしい「海老」の和菓子
 よく結婚式の引き出物のお菓子に
 「海老、鯛、鶴」の和菓子が入ってましたね。思い出した!
 
 旧金勇もリニューアルして、建物と共に「能代」の歴史を感じられるよう
 春慶塗の展示など工夫していますので、こちらもぜひ見学にどうぞ!
 
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by hakariya-haruchan | 2013-12-23 00:00 | 出来事 | Comments(0)