2012年 12月 08日
「能代春慶塗」復活へ、うれしいお知らせ!
後継者がなく伝統工芸が途絶えてしまうと
ご心配のコメントもいただいていましたね。
しかし、12月7日の北羽新報に
うれしい記事が一面に!
300年以上の歴史を持つ「能代春慶塗」
一子相伝の漆塗り技法のため、11代目が病死したあと
後継者がなく、今ある商品の販売だけとなっていました。
そこに若者5人(木工芸品の制作などを手がける首都圏や県内から)が
訪れて、親族達から能代春慶塗の歴史や塗り場の説明を受けたそうです。
能代出身の注文家具屋「ミナトファニチャー」を運営する
湊哲一さんが、春慶塗に関心があり、
能代春慶塗の技法で商品化できないかと考えたということ。
そして、漆塗りの知識がある木工作家の宮園さんが
その企画に賛同、その他のメンバーも集まったそうです。
正式な能代春慶塗の製作は厳しいかもしれませんが
復活への意欲がある、ということがうれしいですね。
これからの挑戦が楽しみです。
今、伝統工芸に携わる若者が、確かな技術で
新しいデザインで世界に通用する作品を作り出しています。
はるちゃんは、思い切ったことをやって欲しいと思っています。
がんばれ!若者たち!